から揚げFC開業にいくらかかった?自己資金100万・融資活用のリアル

揚げたてのから揚げ FC・開業

「から揚げFCって、実際いくらあれば開業できるの?」

これは開業前の私が一番知りたかった情報です。ネットで調べても「○○万円〜」という曖昧な情報ばかりで、リアルな数字が出てこない。だから正直に話します。私が実際にかかった費用と、融資でつまずいた話を包み隠さず…いや、話せる範囲でお伝えします。

から揚げFC開業費用の全体像|目安は500万〜700万円

一般的なから揚げFCの開業費用はこんな内訳です。

  • FC加盟金:50万〜150万円
  • 研修費:10万〜30万円
  • 内装工事費:150万〜400万円
  • 設備・機材費:100万〜200万円
  • 保証金・敷金:50万〜100万円
  • 運転資金:50万〜100万円

合計すると400万〜1,000万円が相場です。

私のケースでは、内装工事に250万円、フライヤーや冷蔵庫などの設備に140万円かかりました。加盟金は一般的なFCより低めに設定されていたこと、一部を中古機材でまかなったこともあり、トータルで500万円台に抑えることができました。

内装を自分でDIYできる方や、中古機材をうまく活用できる方はさらに費用を下げることも可能です。ただし、衛生面や安全面に関わる設備は新品を選ぶことを強くおすすめします。

私が日本政策金融公庫の創業融資を選んだ理由

自己資金は100万円。正直、これは少なすぎました。

一般的に公庫の審査では、借入希望額の10〜20%程度の自己資金が目安と言われています。500万円借りるなら50万〜100万円。ギリギリのラインです。

案の定、審査は一発では通りませんでした。複数回のやりとりを経てようやく融資が実現しました。審査で見られていたのは主にこの5点です。

  • 自己資金の割合:借入額に対して自己資金が十分かどうか
  • 創業計画書の精度:売上・経費・利益の根拠が具体的かどうか
  • 業界経験・スキル:FCのサポートで未経験をカバーできるか
  • 返済能力:月々の返済額に対して利益が出る計画か
  • 熱意・本気度:面談で担当者に伝わるかどうか

融資を受ける過程で創業計画を何度も見直したことで、開業への意思が固まり、数字で物事を判断する習慣が身についたと感じています。お金を借りるというプレッシャーが、甘い考えを捨てさせてくれました。

商工会に相談したことが大きな転機になった

融資がなかなか通らなかったとき、地元の商工会に相談しました。これが大きな転機でした。

商工会の担当者が創業計画書の作成を一緒に手伝ってくれたのです。売上予測の根拠の立て方、経費の洗い出し方、返済シミュレーションの組み方——プロの目線でアドバイスをもらいながら計画書を仕上げていきました。

その結果、計画書の精度が上がり、融資が通りました。

商工会への相談は無料です。創業融資を考えているなら、まず商工会に足を運ぶことを強くおすすめします。「何から始めればいいかわからない」という段階でも相談に乗ってもらえます。

自己資金100万円はあっという間になくなる

融資が通って安心したのも束の間、自己資金の100万円はあっという間に消えていきました。

開業準備には、融資以外にもこまごまとした出費がかさみます。備品・消耗品の初期購入、ユニフォーム、販促物、開業前の家賃・光熱費、登記費用……。リストアップしていなかった出費が次々と出てきました。

だからこそ、自己資金は最低でも150万〜200万円は手元に残しておくべきだったと、今は思っています。融資でまかなえる部分と、自己資金でないといけない部分を事前に整理しておくことが大切です。

まとめ|最低いくら用意すればいいか

私の経験をもとに答えると、最低500万円・できれば700万円以上を目安にしてください。

自己資金だけで全額用意する必要はありません。日本政策金融公庫の創業融資をうまく活用することで、自己資金が少なくても開業の道は開けます。ただし、審査には時間がかかることを前提に、早めに動き出すことが重要です。

開業を考えているなら、まず商工会に相談して創業計画書の作成から始めてみてください。その過程で「本当にやるべきか」が自然と見えてきます。私はそのプロセスを経たことで、後悔のない開業ができたと感じています。

タイトルとURLをコピーしました